木村拓哉主演のドラマ「HERO」
そのシーズン2の最終回での場面が強く印象に残っています。
「あなたはどのセリフが好き?」
というアンケートで第2位にランキングされているので、
私だけでなく多くの人が共感されたのだと思います。
裁判における「すっごい大事なルール」
「犯人はウソをつくかもしれませんけど、
それ以外の、この法廷にいる人すべて絶ッ対に正直でなければならないと。
正直で真っ直ぐな光を当てなければ真実は見えてこないんです。裁判は成り立たなくなっちゃうんです。」
このように表現されています。
犯人だけは嘘を付くかもしれませんし、
ある意味、それが普通に発生していることかもしれません。
しかしながら、
原告や証人だけでなく検察官や裁判官も含め、
犯人以外の人はすべて絶対に嘘を付いてはならないということです。
そうでないと、
真実が見えなくなってしまい、裁判として成り立たなくなってしまいます。
そして、言うまでもなく、
原告の虚偽証言に基づいて有罪判決を下せば、
「疑わしきは罰せず」
「10人の真犯人を逃すとも1人の無辜を罰するなかれ」
という裁判の大原則に反し、間違いなく冤罪を生み出すことになります。
裁判官・検察官に関してさらに補足すれば、
「悪人を絶対に許さないという正義」を持っていたとしても、
実際の証拠に背を向け、
思い込みの間違った偏見に基づき、有罪と決めつけて判断しているのであれば、
それは、
「法と良心に基づいた公平な判決を下す」という姿勢ではなく、
裁判の場で真実を曲げて嘘を付いているのと同じ行動と言えるはずです。
すなわち、
真実を見極めようという姿勢とは正反対で、
裁判官や検察官が真実を見えなくしていると言わざるを得ません。
裁判で真実を正直に訴えかけて被告の有罪を証明するのが原告
裁判で嘘を付いたり黙秘権を行使するのは、犯人が有罪を示す証拠を隠したい時などに使う行動であり、
原告がそのような行動を取ることはあり得ず、
もし嘘を付くなら、原告が「犯人」であることを示唆する証拠になるはずです。
換言すれば、
このような虚偽証言は、事実をごまかそうとする犯罪者心理から生まれた虚偽証言と経験則から推認でき、
「何としてでもお金をだまし取ってやろう」
といった悪意に満ちた動機で取り組んでいなければ絶対に発生しないはずです。
「本当のことは真犯人が全部分かっちゃってるんです」
これも印象的な言葉です。
「裁判官は原告・被告から判決を下される立場にもある」という話も耳にしたことがありますが、
真実を知る者に対し、
公平な目を持たずに何の根拠もなく主張すれば、
不合理な主張を無理矢理に行っていることがバレバレになるということです。
「真犯人」からすれば、
「うまくだませた」と内心でほくそ笑んでいるということです。
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